主君の仇、討ち果たしたり！ 時は元禄15年12月14日 西暦にして1703年1月30日 赤穂藩の藩主・浅野内匠頭が 江戸城内の松の廊下で吉良上野介に刃傷に及んだ事件を発端として 主君の無念を晴らすべく、筆頭家老・大石内蔵助を中心に 元赤穂藩士たち47人が江戸・本所の吉良邸へ討ち入りを決行 宿願を果…

1.「草津宿」から「野路一里塚」 直ぐ、右側に国の史跡に指定された「草津本陣跡」がありました。昔のままの遺構をそのまま残す貴重な構造物であるようです。元禄年間から明治までの宿帳が保存されており、浅野内匠頭や吉良上野介、徳川慶喜等が利用した記録が残っているようです。近くに「脇本陣跡」「「草津の蔵（街…

カテゴリー「歴史」記事の中から、これはと思うものをピックアップしました。 ［ この国のかたち ］ ［ この国のかたち「なこそ惜しけれ」］ ［ 日本が一日遅れる ］ ［ おいらん ］ ［ 名こそ惜しけれ ］ ［ 義経のこと ］ ［ 耳なし芳一 ］ ［ 皇居散策 ］ ［ 忠臣蔵 ］ ～罪深いひと～ ［…

赤穂義士の墓（泉岳寺） 高輪の泉岳寺に行きました。ここには赤穂義士のお墓があります。主君である浅野内匠頭長矩公が江戸城の松の廊下で吉良上野介に切りかかった刃傷事件により切腹して菩提寺の泉岳寺に葬られておりました。 赤穂浪士は二年の歳月を経て主君の仇討ちを果たし、吉良上野介の首を墓前に報告をし、その…

さてさて…若年寄田沼意知に斬りつけて重傷を負わせた新番士の佐野善左衛門政言(さのぜんざえもんまさこと)は…城中での尋問を受けた後､暫くは蘇鉄之間柄(そてつのま)に留め置かれていたのですが…老中への報告が終了後､直ちに江戸町奉行曲淵甲斐守(まがりぶちかいのかみ)にお預けとなり…江戸小伝馬町牢屋敷の揚…

時代に挑んだ反逆者たち（保阪正康著） 副題は「近代日本を作った『変革』のエネルギー」。 日本史の中で命懸けで戦った１０人の男の背景とか事件に至る過程、そして歴史した爪痕が書かれている。 １０人とは、 石原莞爾、宮崎滔天、出口王仁三郎、田中正造、田代栄助、西郷隆盛、佐久間象山、高野長英、大塩平八郎、大…

田沼意知に斬りかかった佐野政言は、大目付松平対馬守忠郷に取り押さえられ、目付の柳生主膳正久通によって脇差を取り上げられ、蘇鉄の間に入れられました。その後、田沼意次の命で、伝馬町の揚座敷に預けられ、取り調べを受けました。田沼意知は手当の遅れもあり、その8日後の4月2日に絶命。4月3日に政言は揚座敷にて…

今期の大河ドラマ「べらぼう」。 今回はお武家さんの話。歴史上でも、田沼意次の息子・意知は、江戸城内で斬殺されている。 これは、浅野内匠頭と吉良上野介の刃傷事件と同等以上の大事件である。大河ドラマとかで取り上げられたことあったか。 今回が初めてなら、今回のストーリーがスタンダードになるか。 さて、犯…

＜以下の記事を復刻します。＞ 赤穂浪士の姿 日本人に最も親しまれている物語に『忠臣蔵』がある。ごぞんじ赤穂浪士４７人の討ち入りを描いたもので、あまりにも有名だから説明する必要もないだろう。それほど赤穂浪士の討ち入りは、３００年以上にわたって日本人の心を揺さぶってきた。俗に“元禄赤穂事件”と呼ばれる…

「峠の茶屋」だけが佇む 板谷峠（米沢）で 吉良上野介義央を待ち伏せしていたといわれる ❢ブログ＆動画 https://ek0901.hatenablog.com/entry/2025/07/03/063000

毎度、当ブログへお越しいただき、ありがとうございます。 今年のＧW 、例年ながら私は仕事だったのですが、会社が代替え休みを五月中旬にくれました。 人口の大移動が一段落した時期に長期休みをいただけたので、ちょっと遠征してきました。 今年の目的地は愛知県西三河地方。その理由はやはり、先に紹介した蒲郡市…

博多祇園山笠今年も福岡の夏のはじまり、山笠の時期がやってきました！7/1〜15日まで主に博多区と天神に飾り山笠が設置されます博多は山笠一色です！まずは博多駅の博多口にある山笠⚫︎十番山笠こちらの表は筑後柳川の英雄・立花宗茂をメインとした「決戦立花山」新宮にある立花山での戦いを題材にしています見送り…

質問忠臣蔵を解説してください。解答「忠臣蔵（ちゅうしんぐら）」は、日本の仇討ち物語の中で最も有名な作品のひとつで、**赤穂事件（あこうじけん）**という実際の歴史的事件をもとにした伝説的な物語です。以下に、史実・物語・文化的意義の3つの視点から詳しく解説します。1. 忠臣蔵の史実的背景（＝赤穂事件…

織田信長1534年6月23日フーリッシュ・トライアングル木星～キロン～太陽75度。海王星～水星金星～火星織田信長はフーリッシュ・トライアングルが一つなので愚か者が露呈することもあるが、最悪ではない。＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿浅野長矩（あさの ながのり）元禄14年3月14日(1701年4月21日)朝…

戦国時代に国司？と聞くと変な感じがしますが、実は国司とされた（名乗った？）戦国大名がいました。今回は国司の概要と飛騨国国司の姉小路氏についてお話します（次回は北畠氏と一条氏です）。姉小路氏はゲームどおりの弱小大名かと思いきや、いやいや意外にすごいんです。ただ、最後は徐々に衰退したのか、別の一族が名…

梅宮辰夫さんの役柄は、視聴者に深い印象を残すものでしたね。若手の武闘派“堀部安兵衛”を演じることで、彼の持つ独特の人柄が光り、ドラマに強いリアリティを与えていました。今後も彼の演技に注目していきたいと思います。このドラマでは、梅宮辰夫さんだけでなく、共演者たちも素晴らしい演技を披露しました。特に大石…

先日。録ってあった、CSで放送された日米映画「47RONIN（2013年）」を観たのですが、見出して、びっくり、「猛獣」退治（ハリウッドらしい特殊映像はすごかったです）だったり「妖怪」が出てきて、重要人物が操られてしまったり・・・という（武士の遺恨はちゃんと描かれてました）ファンタジー映画だったの…

先日。録ってあった、CSで放送された日米映画「47RONIN（2013年）」を観たのですが、見出して、びっくり、「猛獣」退治（ハリウッドらしい特殊映像はすごかったです）だったり「妖怪」が出てきて、重要人物が操られてしまったり・・・という（武士の遺恨はちゃんと描かれてました）ファンタジー映画だったの…

忠臣蔵＝正義 vs 悪 の物語？ 多くの人が知っている忠臣蔵――主君・浅野内匠頭の仇を討つ、赤穂浪士たちの痛快な復讐劇です。 その中で、**討たれる側の人物＝吉良上野介義央（きら こうずけのすけ よしひさ）**は、「横暴」「意地悪」「高慢な悪役」として描かれることがほとんどです。 しかし――それは…

日本の旧国名には難しい読み方のものがあります。なかでも最難関なのが上野・下野ではないでしょうか。どう考えても、漢字と読み方が一致していません。それは、実は消えた文字があったからです。今回は、なぜこのような読み方になったのかを解説します。 読めない旧国名 日本には江戸時代まで（実際には明治時代も少し…