記事一覧

• 5186首目・・・わたしから

  「わたしからあたしになりてもう一度わたしになりて去りゆきし

  12月19日 00:00
• 5184-5185首目・・・ボタン2首

  「足つきの黒きボタンは僅かなる傾き持ちて掛け違はわれぬ(新…

  12月17日 00:00
• 5183首目・・・会ひに行く

  「会ひに行くときに限りて混んでゐるタコメーターのみ冷静なる

  12月15日 00:00
• 5182首目・・・柴田淳～14thオリジナル・アルバム『901号室のおばけ』～

  ほぼ４年ぶりのアルバムリリース。決して短くはないブランクの…

  12月13日 00:00
• 5179-5181首目・・・旧き名簿三首

  「手書きなる名簿を見つけりそれぞれの人生あらむ生死すらまた…

  12月11日 00:00
• 5178首目・・・何の日ぞ

  「何の日ぞ調べざれども珍(めずら)かにふたつ知りたる師走の…

  12月09日 00:00
• 5177首目・・・枯葉散り

  「枯葉散り舞ひつ街路を埋めれども朽ちるは何処(いずこ)誰か

  12月07日 00:00
• 5176首目・・・常連の

  「常連の客もとりどりズージャより世間話をして立ち去りぬ(新…

  12月05日 00:00
• 5175首目・・・怒り顔

  「怒り顔のみは練習せざれども容易く為せるが腹立たしくも(新

  12月03日 00:00
• 5174首目・・・古来より

  「古来より求めらるるは真善美些(いささ)か知をば要するや真…

  12月01日 00:00
• 5173首目・・・かななれど

  「かななれどみなぎる力一幅に頷きながら口ずさみをり(新作)

  11月29日 00:00
• 5172首目・・・田山花袋を更読みする。

  田山花袋は、明治4年（1871年)生、昭和5年（1930年…

  11月27日 00:00
• 5171首目・・・窓越しに

  「窓越しに行き交ふ通勤人(びと)の顔眺む働くこと斯くも憂し

  11月25日 00:00
• 5170首目・・・AIの

  「AIの想定内に属したる人間(ひと)と思はばふと安堵せり(

  11月23日 00:00
• 5169首目・・・その昔

  「その昔遊び場なりし山門にゆきこのYU(ゆ)となむ落書きを

  11月21日 00:00
• 5168首目・・・ この人の

  「この人の何処に最後は触れしかと離(か)るる刹那の浅ましき

  11月19日 00:00
• 5167首目・・・ ひとつきりの

  「ひとつきりの純喫茶なりいくつもの別れ話ぞ切り出されし哉(

  11月17日 00:00
• 5166首目・・・知らざるを

  「知らざるを嘆き遣りたる一日に知らぬ振りにて遣り過ごすこと

  11月15日 00:00
• 5165首目・・・高が否

  「高(たか)が否然れど読書といふべきぞこのテーブルの高さに…

  11月13日 00:00
• 5164首目・・・高級なる

  「高級なる住宅街に迷ひ入る夕刊配達バイク軽やか(新作)」 …

  11月11日 00:00