2024年4月14日現在、ドル円、ユーロドルが三角持ち合いを突破しました。
突破後の目標値をゆるーく考えてみようと思います。
三角持ち合いについては下記リンクをご覧ください。
ドル円
上昇トライアングル(強気の三角持ち合い)の目標値の算出方法
ドル円は強気の三角持ち合いを上抜けです。
上昇トライアングル(強気の三角持ち合い)の目標値の算出方法は下記のようになります。
- トライアングルの起点となった下辺の点Aから上辺に垂直に線を引く
- ブレイクアウトポイントCから①の値幅分足した値が、目標値となる
ドル円チャート
さっそくドル円の週足チャートを見ていきます。
上の方法で目標値を算出してみると、ドル円は176円付近になりました。
値幅は28円です。
さすがにここまで上昇は難しいのでは!?と思いますが、、
2021年の年初にドル円は103円程度でした。
2021年から50円も上昇して現在は153円です。
あり得ないとは言えませんね。
因みに153円を上抜けた今、次上値抵抗線になるのは1990年につけた160.40円です。
まずはここを突破してからですね。
ユーロドル
対称トライアングル(均衡型の三角持ち合い)の目標値の算出方法
ユーロドルは均衡の三角持ち合いを下抜けです。(下の図は上抜け)
対称トライアングル(均衡型の三角持ち合い)の目標値の算出方法は下記のようになります。
- パターンの左側の垂直の部分AB(ベース)を測る
- ブレイクアウトポイントCから①の値幅分足した値が、目標値となる
ユーロドルチャート
同じように目標値を算出してみると、ユーロドルは0.982付近になりました。
こちらは全然あり得ますね。
2022年9月の安値が0.95360でしたから。ごく最近の出来事です。
金融政策もユーロは6月の利下げが見えていますが、アメリカは後ずれしそうです。
ドル高・ユーロ安はファンダメンタルズとも一致しています。
まとめ|ドル円はノーポジ、ユーロドルはショート
今後の方針をまとめると、ドル円は買い目線。
ただし為替介入の危険性を考えると、ノーポジ推奨です。
ロングで入っても、介入やその警戒で急落し損切にひっかかる可能性があります。
介入狙いのショートも逆張りなのでおすすめしません。
一方ユーロドルは売り目線。
ファンダメンタルズとチャートが一致しているので、ショート一択です。
現在ユーロドルのショートポジション(含み損)を所持していますが、まだまだホールドする予定です。
スワップポイントが貰えるし、さらなる下落が見込まれるため、決済する理由がありません。
為替も面白くなってきたので、これからも注視していきます。