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【今週の重要指標と騰落率】2024年4月29日から5月10日|GW中の為替介入

重要指標と騰落率

今週の重要指標と騰落率についてまとめました。

スポット購入の参考になれば幸いです。

チャートはすべてTradingviewを使用しています。

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騰落率は週足で見てます
※コメントは個人の見解ですのでご注意ください

 

 

各国政策金利まとめ

主要各国政策金利

主要各国政策金利

現在の主要政策金利をまとめます。

※数値は、前回、予想、結果の順

5月 米FOMC政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回6月11~12日)

4月 ECB政策金利 4.5% 4.5% 4.5% (次回6月6日)

4月 日銀政策金利 0.1% 0.1% 0.1% (次回6月13~14日)

5月 英中銀政策金利 5.25% 5.25% 5.25% (次回6月20日

5月 豪中銀政策金利 4.35% 4.35% 4.35% (次回6月18日)

4月 NZ中銀政策金利 5.5% 5.5% 5.5% (次回5月22日)

4月 カナダ政策金利 5.0% 5.0% 5.0% (次回6月5日)

3月(第1四半期) スイス政策金利 1.75% 1.75% 1.5% (次回6月26日)

FOMCは1日、市政策金利を5.5%に据え置くことを全会一致で決定しました。

据え置きは6会合連続です。

パウエル議長:

  • 「今年はこれまでのところ、特に確信を深められるようなデータは得られていない」
  • 「インフレに関する指標は予想を上回っている。確信を強めるまで、従来の想定よりも時間がかかりそうだ」
  • 「次の政策変更が利上げとなる可能性は低い」

 

オーストラリア準備銀行は7日、政策金利を4.35%に据え置きました。

据え置きは4会合連続です。

ブロック総裁:

  • 経済が金利上昇を「消化」する必要がないことを望む
  • サービス部門のインフレ率が高止まりするようなら理事会は行動を起こす用意がある

 

イングランド銀行は9日、政策金利を5.25%に据え置きました。

利下げを支持する金融政策委員会メンバーは2人に増え、緩和開始に近づきました。

ベイリー総裁:

  • 数カ月内に利下げが必要になる公算が大きいとし、それが6月となる「可能性を排除しないが、既定路線でもない」

FOMC2024年3月のドットチャートと利上げ見通し

FOMC3月のドットチャートと利上げ見通し

ドットチャート(政策金利見通し)は、3、6、9、12月に米連邦準備理事会(FRB)が公表します。

2024年3月に公表されたドットチャートの結果は以下の通り。

  • 2024年の利下げ回数の見込みは前回と同じ3回
    (9人が3回の利下げ、9人が2回の利下げ予想)
  • 2025年末時点の金利水準の中央値は3.9%(前回は3.6%)
  • 2026年末時点の金利水準の中央値は3.1%(前回は2.9%)
  • 長期(中立金利)も2.5%から2.6%に上昇
  • 全体的に前回12月の見通しよりはタカ派

次回FOMCは6月11~12日です。

CMEのFedWatchでは、次回FOMC据え置きが96.5%になっています。

2024年の利下げは2回織り込まれています。

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利下げ観測は9月です

今週の重要指標とイベント

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数

ISM(非)製造業景気指数とは、ISM(Institute for Supply Management)が公表しているアメリカの景況感を示す指標。
数値が50を上回れば景気拡大50を下回れば景気後退と判断される。
製造業は翌月第1営業日、非製造業は第3営業日に発表される。

ISM(非)製造業景気指数

※製造業が50を割ったときの背景色をグレーにしています。

※数値は、前回、予想、結果の順

4月 ISM製造業景気指数 50.3 50.1 49.2

4月 ISM非製造業景気指数 51.4 51.9 49.4

  • ISM製造業は前回・予想より下振れ
  • ISM非製造業は前回・予想より下振れ、低下は3ヵ月連続

ISM製造業は、先月景気拡大を示す50を1年半ぶりに上回っていたのですが、また50以下に戻ってしまいました。

ISM非製造業が景気縮小圏になったのは、2022年12月ぶりですね。

米雇用統計

失業率

失業率は、労働人口に占める失業者の割合を示す。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの売り材料、予想より低い→米ドルの買い材料

非農業部門雇用者数

非農業部門雇用者数は、農業を除く分野で働く雇用者数。

毎月第1金曜日に発表される雇用統計の指標の一つ。

★予想より高い→米ドルの買い材料、予想より低い→米ドルの売り材料

米雇用統計

※数値は、前回、予想、結果の順

4月 失業率 3.8% 3.8% 3.9%

4月 非農業部門雇用者数[前月比] 30.3万人 24.0万人 17.5万人

4月 平均時給[前年比] 4.1% 4.1% 3.9%

4月 平均時給[前月比] 0.3% 0.3% 0.2%

  • 失業率は前回・市場予想を上回る
  • 非農業部門雇用者数は前回・市場予想を大幅に下回る
  • 平均時給は前年比・前月比とも前回・予想を下回る

4月の雇用統計は予想より悪い結果になりました。

失業率は微増しており、平均受給もすこしずつ下がっています。

 

 

今週の主要株価指数の騰落率

日本の株式指数

【NI225】日経225: -0.02%
TOPIXTOPIX指数: -0.01%
MOSマザーズ指数: 1.13%

3指数とも陰線。

他の先進国は堅調なのに、日本株は冴えませんね。

アメリカの株価指数

【DJI】ダウ指数: 2.16%
【SPX】S&P500指数: 1.85%
【NDX】ナスダック100指数: 1.51%

米国の指数は全指数陽線。

前回高値を目指して3週連続陽線。強いです。

先進国の株価指数

【UKX】イギリスFTSE100指数 : 2.68%
DAX】ドイツDAX指数: 4.28%
【PX1】フランスCAC40指数:
 3.29%

★【TOK】iシェアーズMSCIコクサイETF: 2.00% 

欧州も全指数陽線。

イギリス、ドイツ、フランスは史上最高値更新です。

欧州株が上昇してきました。

新興国株価指数

【HSI】香港ハンセン指数

【HSI】香港ハンセン指数: 2.64%
【TAIEX】台湾加権指数: 1.86%
【SENSEX】インドSENSEX: -1.64%

★【VWO】バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF: -0.39%

新興国はまちまちですが今週も中国が好調。(↑チャート)

3週連続の陽線です。下降トレンドラインを上抜けてきました。どこまで続くか。

ドル円

米ドル円

今週の終値:155.755円
直近の安値:2023年1月16日の週の127.215円

ドル円は今週はきれいな大陽線。

為替介入があった週の下落の、半値戻しました。

 

ドルインデックスは上昇(上髭長い)、円インデックスは下落、ユーロインデックスは十字線。

ドルはそこまで強くありませんが、円売りです。

rakkosan777.hatenablog.com

 

 

その他指数の動向

VIX指数など

VIX恐怖指数)は12.56。3週連続下落しました。

需給のゆがみを見るSKEW(スキュー)指数137.30

CNNの「Fear & Greed index」は48。NEUTRAL。

Fear & Greed indexは投資家心理が弱気(0)~強気(100)で表されます。

債券利回り

債券利回り

現在の米国債イールドカーブは下記の通り。逆イールドです。

3カ月物利回り>2年債利回り>30年債利回り>5年債利回り>10年債利回り

米国の金利は下落、日本の金利は上昇してます。

コモディティ(商品)

エネルギー

WTI原油はヨコヨコ。

  • 24年1月8日 サウジアラビアは、アジア向け原油価格を大幅に引き下げる
  • 24年4月5日 イスラエルがイランなどに対する軍事行動の強化を示唆→中東で紛争が拡大し原油供給に影響が広がるとの懸念が強まる
  • 24年4月12日 イスラエル、数日中のイランからの直接攻撃を警戒
  • 24年4月19日 イスラエルがイランに対して報復攻撃

天然ガス先物は上昇。

貴金属など

ゴールド(金CFD)はこのところ上昇基調でしたが、高値圏でヨコヨコ。

景気の先行指標のは上昇してきました。

プラチナはトレンドなしのヨコヨコ。

 

CRB指数(国際商品先物指数)は緩やかな上昇基調ですね。

まとめ|すぐ上がっちゃう株価

GW中に為替介入がありました。

2回介入がありましたが、3回目はあるのでしょうかね。

イエレンさんはいい気がしてないような感じでしたが・・・

来週のCPIどうなるでしょうか。

 

それにしても株価の調整はもう終わりなの・・・?

高値から10%も下がってないんだけど。。日経はちょっとタッチしましたが。

景気悪くなったら利下げ期待で上がるんだから、なんて株式は楽観的なんでしょう。

そんな株式市場が好きですけど。

下がった時はしっかり買わないとなぁと思います。

けど、もうちょっと下がってもいいのよ。