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- そんなお前が好きだった30
- back next top Novels それにしても井原は全く昔と変わらずたったか勝手に約束を取り付けるし。 まあ週末の飲み会も、今日の新任の懇親会と同様、旧交を温めるくらいのものなのだろう。 元気や東と一 … "そんなお前が好きだった30" の続きを読む The post そ…
月夜の猫-BL小説9 -
- 夢見月18
- back next top Novels 「アスカさんならそんなもん跳ね返すわよ、絶対!」 直子のように頼もしいことを考えてくれるファンもいるに違いないが、何にせよ、少しでも早くデマだと実証しないことには前に進め … "夢見月18" の続きを読む The post 夢見月18 f…
月夜の猫-BL小説9 -
- そんなお前が好きだった29
- back next top Novels いや、尾上も流行りだしなんて笑ってたくらいだから、ジョークの一種だったのだと思っていた。 あきらめねーからなんて喚いていたのは多少気になっていたのだが。 それに、そう … "そんなお前が好きだった29" の続きを読む The post そ…
月夜の猫-BL小説9 -
- 夢見月17
- back next top Novels 今朝がた、青山プロダクション代理人として小田弁護士が、文化芸能の記事は事実無根であり、告訴も辞さないとはっきりインタビューに答えていたので、マスコミが会社に押しかけるよう … "夢見月17" の続きを読む The post 夢見月17 f…
月夜の猫-BL小説9 -
- そんなお前が好きだった28
- back next top Novels たまたま傍にいた響はくすりと笑う。 「でも気になる人がいたらアピールして近づくんじゃないの? 今時の子は」 「やだ、キョーセンセ、今時の子はとか、年より臭いこと言わないで … "そんなお前が好きだった28" の続きを読む The post…
月夜の猫-BL小説9 -
- 夢見月16
- back next top Novels さらに大抵、この手の報道では当の本人のこれまでのプロフィールまで重箱の隅をつつくように情報が流れる。 それだけでなく、これまでにも何かと週刊誌ネタを提供していた事務所の … "夢見月16" の続きを読む The post 夢見月16 fi…
月夜の猫-BL小説9 -
- そんなお前が好きだった27
- back next top Novels 「なあ、実際、どうなの? あいつら」 東は元気にボソリと尋ねる。 「俺が知るか!」 元気は胡散臭げに言い放つ。 「まああれだ、人気のあるヤツらがくっついてくれる分には、 … "そんなお前が好きだった27" の続きを読む The post …
月夜の猫-BL小説9 -
- 夢見月15
- back next top Novels 良太はスポンサーとの打ち合わせが丸の内に十時となっているため、まだ半分頭が冷めやらぬ千雪をジャガーに乗せて万里子の家を出てから首都高に乗り、外苑ICで降りると、外苑東通り … "夢見月15" の続きを読む The post 夢見月15 f…
月夜の猫-BL小説9 -
- そんなお前が好きだった26
- back next top Novels ヨハンのバカのお陰でコンクールに出損ねて、何か、全てがバカらしくなってしまった。 音楽が嫌いになるとかではないけれど、コンクールに命燃やすとかはもういいやと思ったのだ。 … "そんなお前が好きだった26" の続きを読む The post …
月夜の猫-BL小説9 -
- 夢見月14
- back next top Novels ぐるりと塀が囲み、真新しい門戸に辿り着くと、良太は家の中にいるはずの千雪の携帯を鳴らした。 今、開ける、と千雪が返事をすると、門が内側に開いた。 雑木林が周囲を覆う中 … "夢見月14" の続きを読む The post 夢見月14 fir…
月夜の猫-BL小説9 -
- そんなお前が好きだった25
- back next top Novels お前の思い切りのいい笑顔は、晴天の空のように清々しかった。 変わらないんだな、そんなところは。 井原の笑顔を見ながら、何だか、あの頃に戻ったような気がして、響はふわり … "そんなお前が好きだった25" の続きを読む The post そ…
月夜の猫-BL小説9 -
- 夢見月13
- back next top Novels 「何にせよ、早いとこ、デマだって証拠上げないと、拡散するのはあっという間だろうし」 買い物を済ませて助手席に乗り込んだ良太はぼそりと言った。 「確かに。だが、どんなネタか … "夢見月13" の続きを読む The post 夢見月13 f…
月夜の猫-BL小説9 -
- そんなお前が好きだった24
- back next top Novels 「その頃からモテまくりなんだ、井原センセ」 寛斗の発言に何やらトゲを感じたのは、「何よ、その言い方」と文句を言った琴美だけではない。 「だって今朝も新任式の時、英語の荒川 … "そんなお前が好きだった24" の続きを読む The post…
月夜の猫-BL小説9 -
- 夢見月12
- back next top Novels 「アスカさんも変な色のジャージとか黒縁眼鏡とかで変装するとか?」 良太が千雪を見て苦笑する。 「やあだ、ユキのあのみょうちきな変装、あり得ない~」 アスカが心底いやそう … "夢見月12" の続きを読む The post 夢見月12 fi…
月夜の猫-BL小説9 -
- そんなお前が好きだった23
- back next top Novels 先日志田のヴァイオリンをみんなで聴かせてもらったが、音大を目指しているだけあって技術もしっかりしているし、高校の部活とはレベルが違うが、志田は皆と一緒に演奏するのが高校で … "そんなお前が好きだった23" の続きを読む The post…
月夜の猫-BL小説9 -
- 夢見月11
- back next top Novels 「しかしあり得ないことじゃないですね。きついことを言うつもりじゃなくても新人はいじめられたと思うかもしれないし、大御所や脚本家なんかには生意気と思われるかもしれない言動があ … "夢見月11" の続きを読む The post 夢見月11 …
月夜の猫-BL小説9 -
- そんなお前が好きだった22
- back next top Novels 「ああそう。オヤジが亡くなって、俺が店をやることにした時、ライブとかやるのにやっぱ防音措置しとかないと右隣り近いし。結構な出費だったけど、母親がオヤジの保険金ポンと出してく … "そんなお前が好きだった22" の続きを読む The pos…
月夜の猫-BL小説9 -
- 夢見月10
- back next top Novels 「きな臭い相手があるんやったら、とりあえずそこから探ってみるしかあれへんね」 千雪が言った。 そこへ秋山がCMのロケ地からアスカを連れて戻ってきた。 「ほんっと、冗談に … "夢見月10" の続きを読む The post 夢見月10 fi…
月夜の猫-BL小説9 -
- そんなお前が好きだった21
- back next top Novels 「いや、俺は、祖父の葬儀を機に一端戻ってきただけで、そしたら田村先生が俺がいるのを嗅ぎ付けて、講師やれとかって。先生、しばらく病気療養中だし、成り行きで引き受けさせられて」 … "そんなお前が好きだった21" の続きを読む The pos…
月夜の猫-BL小説9 -
- 夢見月9
- back next top Novels 「アスカさんの件だけど、どうもきな臭いよ」 仕事上付き合いの長い代理店プラグインの藤堂である。 元英報堂のエリートだったという藤堂は、有能なマーケッターであり、また業界 … "夢見月9" の続きを読む The post 夢見月9 firs…
月夜の猫-BL小説9 -
- そんなお前が好きだった20
- back next top Novels 「ほんとカッコいい! 井原さん、エリートビジネスマンみたいな雰囲気」 客を見送った紀子が向き直り、憧れの眼差しで井原を見上げた。 「大学でお星さまだけみてたわけじゃなくて … "そんなお前が好きだった20" の続きを読む The post…
月夜の猫-BL小説9 -
- 夢見月8
- back next top Novels 良太の頭の中には、昨今W不倫で思った以上にマスコミやSNSなどでも叩かれ、ドラマやCMを降板、築き上げてきたキャリアも失墜した美人俳優の騒動が駆け巡った。 人気俳優だっ … "夢見月8" の続きを読む The post 夢見月8 firs…
月夜の猫-BL小説9 -
- そんなお前が好きだった19
- back next top Novels 「井原のやつ、本場で向こうの仲間とやっぱジャズやってたらしくて、俺も一緒にやるの楽しみなんですよ」 「そうなんだ」 今、元気の口から語られている井原は、もう響の知っている … "そんなお前が好きだった19" の続きを読む The post…
月夜の猫-BL小説9 -
- 夢見月7
- back next top Novels 「家元夫人て、俺、もろあの怖いおばはん、そのまんま書いてもうたで」 千雪のセリフに良太は頷いた。 「でしょうとも。茶道に厳しくて京都弁で、佐々木さんのお母さんが出てるって … "夢見月7" の続きを読む The post 夢見月7 fir…
月夜の猫-BL小説9
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