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- 東京ピストル倶楽部 36
- 慶次が初めてきた時の様に、最初は打ち合いである……と、その前に。 五人を優雅に眺める薫達を気にして、慶次は仁美へヒソヒソとした声で尋ねた。「あの人達はいいんですか?」「ああ。前も見学っつってた事あるんだけど、入ってくれなかったし、ほっといていいでしょ」「ふーん」 仁美の言葉に、…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 35
- 慶次は小走りで、ショルダーバッグの置かれたテーブルへと向かった。 そしてそこからピンク色のタオルを取り出すと、それを持ってまた小走りで二人の元へ行く。「こ、これ」 二人へ差し出すと、女の方がそれを受け取った。「ありがとうね」 大きな黒い瞳で、慶次を見つめる。 丸い顔に丸い目。優…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 34
- 「ねえ、持ってきたの。言ってたエアガン」 真希は早々にそう言った。「ああ、もちろん」 慶次はそう言って、エアガンを見せた。「へえ。見せて見せて」 真希は笑いながらそうすり寄り、黒い光沢のそれをマジマジと見つめた。「撃つ所を見せてやる」 ショルダーバッグから缶詰と、BBボトルという…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 33
- 開封したピストル型のエアガンを適当なショルダーバッグに詰めて、金がうんぬんと聞いていたからある程度それも用意した。勿論、あのタオルもちゃんとある。 いざ向かうはあのスナックだ。 途中、職務質問でもされるんじゃないとビビっていたが、無事にたどり着けた。少し早めの到着である。 黒い…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 32
- 結局、慶次はそのまま開放してもらう事ができた。 昼間に白居模型店へ向かって、もう夕方……ではないが、昼過ぎというほどでもない。曖昧な時間だった。 エアガンの箱が入った紙袋を片手で持ちながら、慶次は信号を待っていた。 少し遠いが次からは別の所で買おう。白居模型店にはもう行けない。…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 31
- 慶次は、この状況に理性が壊されつつあった。 ミシェルの行為も激しくなりつつある。 背筋を伸ばしたかと思うと、慶次の陰茎に引っ張られる様な刺激を与えた。タンクトップの裾が足らず、腹筋にかこまれたへそがチラリと見える。 彼女が体を戻すと、陰茎にのしかかられる様な感覚があった。 ミシ…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 30
- ミシェルは重点的にそこを刺激し始めた。指先で弾いたり、つまんで軽く引っ張ったり。 その顔には、怪しい笑みが浮かんでいる。 慶次は下唇を噛むが、喉奥から溢れる呻きは堪えられなかった。 するとミシェルは左手を服の下から引き抜くと、慶次の口へと触れる。そうして無理やり口を開かせると、…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 29
- ミシェルの手の中のボイスレコーダーから音がする。『貴方、いくつ?』『あぁ、二十一です。身分証もありますよ』 そこからだった。『いや、いらないデス。名前は?』『佐藤慶次です』 非常にいい音質できっちりと録音されていた。 慶次は焦燥を覚える。 この先もあるんだろう。本当にばらまかれ…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 28
- 「あ、ちょっと」 慶次は咄嗟に腰を引こうとしたが、後ろは壁であった。ミシェルの口淫からは逃げられない。 彼女は舌先を器用に動かし、睾丸から裏筋、亀頭へと撫でていく。陰茎に唾液をまとわせる様に。そこからキスをする様に、吸い付いたり、唇の裏側を引きずったりした。 慶次の知らない刺激の…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 27
- 「それって、いくらですか?」 慶次がビビりながら問いかけると、ミシェルは右手を壁から話し、慶次の頬を掴む。「勃起したチンチンは何センチだ?」「ばあ?!」 頬を掴まれながら言ったその声は、濁っていた。ミシェルの突然な質問に驚きながらも、慶次は答える。「べ、平均くらい……十五センチく…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 26
- 翌日、慶次は早速白居模型店へと向かった。 歩いて行けるほど自宅の近くである。 そこは下町じみた所で、建物は少々古い。入口の上に色褪せた看板があり、掠れてはいたものの『白居模型店』という文字が読み取れた。 店の左側のショーケースに大量のトイガンの模型が飾ってあった。プラモデルも隅…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 25
- 結局、詳しい話をしてもらえないまま、二人は解散となる。 昼に会って、慶次はもしや夜まで続くのではないかと思っていたが、結局夕方頃には帰れた。 帰路につく慶次は、LINEを開いて、グループLINEのメンバー一覧からナツを友だち追加してみる。 そして、メッセージを送ってみた。『ちょ…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 24
- 慶次は機械の様に腰を打ち付け、仁美はそれを受け止める。 二人の淫猥な密がピストン運動で混ざり泡立ち、空気は甘酸っぱかった。 肌の上を汗の雫が流れ落ちていく。 慶次の快楽は段々と天井へと近づいていた。「あっ。で、でます」 慶次は、急いで陰茎を引き抜くと、仁美の胸の間へ白濁の臀水を…
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- 東京ピストル倶楽部 23
- 慶次は、仁美に覆いかぶさった。「きゃっ」 仁美は驚きに声を上げた。慶次は、強く手を握り合わせる。 おどけつつ、妖艶な声で仁美は言った。「そんなに我慢できなかったの」「貴方もさっき押し倒してきたでしょう」 慶次はそう言って、濡れそぼった割れ目へそぐわせた。 そのまま挿入させようと…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 22
- 慶次のあの言葉が、仁美のどんな癖に刺さったのかは知らないが、とりあえず彼女はやる気になってくれた。 仁美は適当なティッシュを手に取ると、太ももを軽く拭き始める。 そんな彼女へ、仁美は声をかけた。「潮じゃないですか?」「そんな訳ないでしょ。こんなゆっくり出ないし」 仁美はそうあし…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 21
- 慶次は、仁美の乳の先に指の腹を合わせると、激しく擦った。「あがっ、あっ。ちょ、ちょっと」 そう言って仁美は逃げる様に上半身を起こす。自然と慶次の手は胸から離れた。 余裕がなさそうな仁美へ、慶次は悪戯っぽく声かけた。「大変なら俺が上になりましょうか」 仁美はそれに腹立てる様子もな…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 20
- 仁美は、慶次のバスローブをはだけさせると、彼の陰部へと這い下がる。 そして彼の肉棒をマジマジと見つめた。シャワーから上がって時間が経っているとはいえ、若さなのか、半立ちという状態である。 慶次が気まずく思っていると、仁美が豊満な胸でそれを挟み込む。「うおっ」 慶次のソコは、たち…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 19
- 慶次は背中から仁美の胸を思いっきり掴んだ。ムニュッと柔らかい肉に指が沈み込む。「いやんっ」 わざとなのか、仁美はかまととぶった声を出す。 慶次は全力でその胸を揉みしだく。 指にボディーソープがついているからか、その胸はしっかりと握っているのに滑りぬけてしまいそうなほどに滑らかで…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 18
- その瞬間、仁美は慶次の後ろにあるシャワーを手に取ったかと思うと、彼の顔面めがけて勢いよくお湯が噴射してきた!「うわっ!」 慶次は咄嗟に顔を背ける。しばらくしてお湯が止まると、仁美へ言った。「ちょっと! 水責めは嫌ですよ」「そんなモンじゃないわ。ただのじゃれ合いよ」 仁美の言葉を…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 17
- そこから料理が届き、二人はソファで食事を取った……AVを見ながら。 まあ、そんなシュールな食事の時間はすぐに終わり、行為の時間はすぐにやってきた。 食べ終わった皿を小さなテーブルの上に置いて、仁美はテレビを消した。「腹を満たしたら早くヤりましょう。どうする? 話してた触診? そ…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 16
- 「とりあえず、頼みましょうよ。貴方も食べに来たでしょう?」「……それもそうですね」 仁美にそう言われると、慶次は彼女の隣へと座った。やわらかいベッドに、体が深く沈み込む。 隣から、彼女の花の香水がふと香ってきた。その時、慶次は仁美が自然に言っていた一言が気になり、訪ねてみる。「仁…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 15
- そこは割と先進的な所で、二人はタッチパネルでチェックインをすると、ほぼほぼ誰ともすれ違わず、部屋に入る事が出来る。 ここまで仁美も怪しい行動を取らなかったので、慶次も一安心していた。 少し怪しい廊下を進み、カードキーに書かれた番号の扉を開けると、数坪の小さな空間があり、そこに自…
きりの官能小説箱3 -
- 東京ピストル倶楽部 14
- どれだけ慶次が嫌だと思っても、仁美との食事の日はやってきた。 慶次のテンションは下がりまくっていた為、寝起きの状態そのままで、適当な服を来て向かう。 待ち合わせ場所は駅前、赤色のドレスを着た仁美が居るのを見つけた。「随分と気合入ってますね」 冗談交じりに慶次がそう話しかけに行く…
きりの官能小説箱3 -
- ヤケクソワンナイトのつもりが、優しいマッサージにほぐされて…
ちょいM女性向け官能小説・AV「エチぃ」
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