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- 春の夢/はるのゆめ (春の季語)
- 春の夢 【鑑 賞】 春の夢みてゐて瞼ぬれにけり 大正末から昭和後期にかけての俳人・三橋鷹女(みつはしたかじょ)の俳句作品。 自分の体験が思い出されるように感じられる句。 以下、季語「春の夢」の解説です。 【表 記】 (漢字) 春の夢 (ひらがな) はるのゆめ (ローマ字) ha…
季語集め10 -
- 野々口立圃顕彰俳句大会、吟行
- 廉塾の畑にずらりと葱坊主 重枝広樹4月27日の野々口立圃顕彰俳句大会で、ある選者の立圃賞を受賞した句です。この句は他の選者の特選にも選ばれました。ありがとうございました。並んでいる葱坊主が塾生のようにも思えませんか?廉塾(れんじゅく)江戸時代後期の儒学者・菅茶山(1748~18…
俳句ROOM6 -
- 春の雲/はるのくも (春の季語)
- 春の雲 【鑑 賞】 大空に春の雲地に春の草 明治中期から昭和中期にかけての俳人・高浜虚子(たかはまきょし)の俳句作品。 天と地の対比によって壮大さが感じられる句。 以下、季語「春の雲」の解説です。 【表 記】 (漢字) 春の雲 (ひらがな) はるのくも (ローマ字) harun…
季語集め10 -
- 風の色/かぜのいろ (秋の季語)
- 風の色 【鑑 賞】 涼しさや風の色さす梅もみぢ 江戸時代前期の俳諧師・志太野坡(しだやば)の俳句作品。 爽やかな秋の情景が目に浮かんでくる句。 以下、季語「風の色」の解説です。 【表 記】 (漢字) 風の色 (ひらがな) かぜのいろ (ローマ字) kazenoiro 【季 節】…
季語集め10 -
- 自炊について
- この記事を書いている今は、金曜日の午前4時。なぜだか分からないが、こころが落ち着いて澄み渡っている。今日は仕事が休みであるからか?それだけでもないようである。今日、午前2時頃に起きて、句会のための句稿の校正をした。その後、結社誌をゆっくりと読んでいた。最近、また自炊を始めている。…
俳句ROOM6 -
- 朝寝/あさね (春の季語)
- 朝 寝 【鑑 賞】 月の夜の桜に蝶の朝寝かな 江戸時代中期の俳人・加賀千代女(かがのちよじょ)の俳句作品。 月、桜、蝶という題材がふんだんに盛り込まれた句。 以下、季語「朝寝」の解説です。 【表 記】 (漢字) 朝寝 (ひらがな) あさね (ローマ字) asane 【季 節】 …
季語集め10 -
- 一日の勉強時間について
- 先ほど、1時間かけて俳句を10句作った。日曜日に句作をするのが基本的なルーティンなのだが、ゴールデンウィークということで、今週末には兄夫婦が実家に帰る。日曜日の午後には句作できそうにないので、今日にした。やっと落ち着いて、今は洗濯機を回しているところだ。それにしても体がだるい。今…
俳句ROOM6 -
- 春の闇/はるのやみ (春の季語)
- 春の闇 【鑑 賞】 人の家に廊下探しぬ春の闇 明治末期から昭和後期にかけての俳人・長谷川かな女(はせがわかなじょ)の俳句作品。 深い暗さに包まれた春の夜の雰囲気が感じられる句。 以下、季語「春の闇」の解説です。 【表 記】 (漢字) 春の闇 (ひらがな) はるのやみ (ローマ字…
季語集め10 -
- 五月号届きました
- 先日のブログの記事で、結社誌の五月号の結果がやばそうだと書きました。あれから五月号が届きました。結果はというと…四句欄でした。何とか踏み止まりました。やばそうな二句のうち、一句は掲載されてました。 なまはげに泣きながら子の立ち向ふという句です。心配していましたが、掲載されてみれば…
俳句ROOM6 -
- 春の空/はるのそら (春の季語)
- 春の空 【鑑 賞】 大屋根に春空青くそひ下る 明治中期から昭和中期にかけての俳人・高浜虚子(たかはまきょし)の俳句作品。 爽やかな青空が目に浮かんでくる句。 以下、季語「春の空」の解説です。 【表 記】 (漢字) 春の空 (ひらがな) はるのそら (ローマ字) harunoso…
季語集め10 -
- ゴールデンウィーク間近
- 4月20日。午後1時半。久しぶりに落ち着いてこのブログの記事を書いている。 先週の日曜日に句会があるはずだったが、 急遽中止になった。 会場の公民館へ行ってみると、 駐車場の空きがなかったのである。 何かイベントがあったのだろうか? 家へ帰ろうとした丁度その時、 友人から飲まない…
俳句ROOM6 -
- 春時雨/はるしぐれ (春の季語)
- 春時雨 【鑑 賞】 音せぬが却つて侘し春時雨 昭和時代の俳人・高浜年尾(たかはまとしお)の俳句作品。 時雨が降る春の日の心境が伝わってくる句。 以下、季語「春時雨」の解説です。 【表 記】 (漢字) 春時雨 (ひらがな) はるしぐれ (ローマ字) harushigure 【季 …
季語集め10 -
- 色なき風/いろなきかぜ (秋の季語)
- 色なき風 【鑑 賞】色なき風に貧民の買ふ赤き花 明治末期から昭和後期にかけての俳人・長谷川かな女(はせがわかなじょ)の作品。 名を挙げないことで、読み手の想像が広がってゆく句。 以下、季語「色なき風」の解説です。 【表 記】 (漢字) 色なき風 (ひらがな) いろなきかぜ (ロ…
季語集め10 -
- 虚子忌に思うこと。
- 4月8日(火)は虚子忌であった。 虚子の句の中で一番好きな句と言えば次の句である。 流れ行く大根の葉の早さかな 俳句を始めて、しばらくして山本健吉の『現代俳句』を読んだ。 そのとき、高浜虚子の章で挙げられていたこの一句を読み、衝撃を受ける。山本健吉の解説を読んだあと、この句を読み…
俳句ROOM6 -
- 猫の子/ねこのこ (春の季語)
- 猫の子 【鑑 賞】 猫の子がちよいと押へる落葉かな 江戸時代後期の俳人・小林一茶(こばやしいっさ)の俳句作品。 子猫の可愛らしい仕草が目に浮かんでくる句。 以下、季語「猫の子」の解説です。 【表 記】 (漢字) 猫の子 (ひらがな) ねこのこ (ローマ字) nekonoko 【…
季語集め10 -
- 鮟鱇/あんこう (冬の季語)
- 鮟 鱇 【鑑 賞】 鮟鱇の七つ道具のどれに箸を 昭和時代の俳人・大野林火(おおのりんか)の俳句作品。 鮟鱇のどの部位から食べようかと迷っている心境が強く感じられる句。 以下、季語「鮟鱇」の解説です。 【表 記】 (漢字) 鮟鱇 (ひらがな) あんこう (ローマ字) anko 【…
季語集め10 -
- 句集から漏れた句について
- 自分の句集を眺めていて、ふと気付いたことがある。私のお気に入りの一句が入っていないということだ。今更気付くのはおかしなことである。その句は、句会に参加し始めて間もない頃に、今の直接の師匠である方に採ってもらった句だ。たしか師匠の一票だけだったので、より印象に残っている。自分でも気…
俳句ROOM6 -
- 私の読書遍歴
- 今までの人生で読んだ本の中でも、深く心に残っている作家を挙げてみる。 10代 坂口安吾 特に「堕落論」「日本文化私観」。 私が文学の道へ進むのを決定付けた本。 太宰治 「晩年」が良い。 芥川龍之介北原白秋 「思ひ出」「邪宗門」 萩原朔太郎オノレ・ド・バルザック 高校時代、「谷間の…
俳句ROOM6 -
- 私の履歴書
- 今回は「私の履歴書」と題して、 私の仕事のキャリアを振り返ってみました。 今思えば、色々ありました💦 大学時代 ど田舎の島根大学に入学。 フランス文学を専攻。 真面目に勉強して、本ばかり読んでいる学生だった。ただ翻訳ばかり読んでいたので、フランス語習得には至らず(笑)。 スーパー…
俳句ROOM6 -
- 子猫/こねこ (春の季語)
- 子 猫 【鑑 賞】 つけてやりし鈴ふりならす子猫かな 大正初期から昭和中期にかけての小説家・俳人であるの俳句作品。 子猫の可愛らしい仕草が目に浮かんでくる句。 以下、季語「子猫」の解説です。 【表 記】 (漢字) 子猫 (ひらがな) こねこ (ローマ字) koneko 【季 節…
季語集め10 -
- くすっと笑える面白俳句10選
- 私の新作から、くすっと笑える俳句を10句選びました。 鶯の初音に鴉首傾げ 菱餅の反りの気になる昼下り 大いなる夢を捨つまじ落第生 赤子泣く声か恋猫鳴く声か 算数セットに名前書いたか一年生 内職を手伝ひたがる子猫かな 新社員机にエクセル参考書 酔客の蕗味噌を食べ黙り込む 三菱に人の…
俳句ROOM6 -
- ある女子生徒の俳句
- 今から10年くらい前、私は公文式でアシスタントをしていた。そのときの公文教室の生徒で、小学校高学年の女の子が、学校の宿題で俳句を作っていた。私に作った俳句を見てくれと言ってきて、そのときの俳句の中に次のような一句があった。 夕焼よ恥ずかしそうに顔を上げという句だった。かわいらしい…
俳句ROOM6 -
- 寒風/かんぷう (冬の季語)
- 寒 風 【鑑 賞】 寒風にふきしぼらるゝ思ひかな 昭和時代の俳人・星野立子(ほしのたつこ)の俳句作品。 吹きつけてくる風の冷たさと強さが感じられる句。 以下、季語「寒風」の解説です。 【表 記】 (漢字) 寒風 (ひらがな) かんぷう (ローマ字) kampu 【季 節】 冬 …
季語集め10 -
- 冬風/ふゆかぜ (冬の季語)
- 冬 風 【鑑 賞】 寒風にふきしぼらるゝ思ひかな 昭和時代の俳人・星野立子(ほしのたつこ)の俳句作品。 吹きつけてくる風の冷たさと強さが感じられる句。 以下、季語「冬風」の解説です。 【表 記】 (漢字) 冬風 (ひらがな) ふゆかぜ (ローマ字) fuyukaze 【季 節】…
季語集め10
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