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- ジョン・ディクスン・カー『絞首台の謎』を散策する(その3)
- フェル博士が活躍する長篇シリーズ第6作『三つの棺』では、作品の終盤になってフェル博士が「密室講義」を始める。何故?と聞かれて「われわれは探偵小説のなかにいるからだ。」と答える。それまで作中の人物としてのリアリティを体現していた存在が、それを演じていた役者にすぎないのだと赤裸々に…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.3.8)
- Chapter7. It . . . that . . .「③ 強調構文」より。7.3.8 Science may tell us that in the struggle for life it is the fittest who survive, but we who h…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- ジョン・ディクスン・カー『絞首台の謎』を散策する(その2)
- 『絞首台の謎』を楽しむために、(その1)では首を切り裂かれた運転手の死体が操るリムジンが、霧がかかったロンドンの目抜き通りを疾走するシーンをgoogleマップと照らし合わせて再現してみせた。次はCarr Graphic Vol.1で指摘されている「ブリムストーン・クラブって何階…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- ジョン・ディクスン・カー『絞首台の謎』を散策する(その1)
- ディクスン・カーの長篇デビュー作にしてアンリ・バンコランシリーズ第一作の『夜歩く』は新訳・旧訳あわせて何度も読んでるし、あまりに有名な密室トリックは忘れようもない。だが、第二作の『絞首台の謎』ときたら、そもそも読んでいた事すら忘れていたくらいだからどんな内容だったかも思い出せな…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- ヴォイニッチ写本の謎 ゲリー・ケネディ/ロブ・チャーチル(青土社)
- 恥ずかしながら、いや別に恥ずかしがる事でもないだろうが、つい最近まで「ヴォイニッチ写本」あるいは「ヴォイニッチ手稿」と言われる文献の存在を知らずにいた。知ったのは昨年の12月の事で、書店の新書コーナーで『ヴォイニッチ写本 世界一有名な未解読文献にデータサイエンスが挑む』(星海社…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.3.7)
- Chapter7. It . . . that . . .「③ 強調構文」より。7.3.7 It is not by prayer that you cause things to go as you wish, but by acquiring a knowledge of …
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 絞首台の謎 ジョン・ディクスン・カー(創元推理文庫)
- 『夜歩く』(1930年)でデビューしたカーが、翌1931年に出版した第2作である。アンリ・バンコランを探偵に据えたシリーズの第2作でもある。これまで読んでこなかったのはおそらくかつては手元になかった事と、「カーの代表作とはほど遠い」という世間(と言っても本格ミステリーファンに限…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.3.6)
- Chapter7. It . . . that . . .「③ 強調構文」より。7.3.6 It is not what people eat, but what they digest, that makes strong.(訳) 人間を強健にするのは、食べるものではなく消化…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.3.5)
- Chapter7. It . . . that . . .「③ 強調構文」より。7.3.5 It was not until the shadow of the forest had crept far across the lake and the darkening wat…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- フランシス・M・ネヴィンズJr.『エラリイ・クイーンの世界』を散策する(その12)
- (その11)で原註について検討するのを忘れていたので、そこから始めよう。 フレデリック・ダネイの自伝的小説『ゴールデン・サマー』の主人公ダニー少年は、知り合いの本屋の店主から新刊で発売されたばかりの『恐怖の谷』を貸してもらう。汚すこと無く新品のままに返す事が条件だったが、不注意…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.3.4)
- Chapter7. It . . . that . . .「③ 強調構文」より。7.3.4 It's in self-sacrifice that a man fulfils himself.It's in giving all he has to those who are …
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- フランシス・M・ネヴィンズJr.『エラリイ・クイーンの世界』を散策する(その11)
- (その10)では、最盛期を迎えたクイーンの二人が悠々自適とは決して言えないが忙しい日々の合間を縫って、自らがやりたい事を思うように過ごしていたと描かれていたが、実際にはダネイには悲劇とも言える個人的な出来事がふりかかっていた。[原文](INTRODUCTION P.10) Th…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.3.3)
- Chapter7. It . . . that . . .「③ 強調構文」より。7.3.3 It is worth while to consider what it is that makes people happy, what they can do to make th…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.3.2)
- Chapter7. It . . . that . . .「③ 強調構文」より。7.3.2 It is just the literature that we read for "amusement," or "purely for pleasure" that may hav…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.3.1)
- Chapter7. It . . . that . . .「③ 強調構文」より。7.3.1 It is want of imagination that prevents people from seeing things from any point of view but …
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- フランシス・M・ネヴィンズJr.『エラリイ・クイーンの世界』を散策する(その10)
- 引き続き、第3期について。ただし、クイーンの二人が、最盛期と言われる第3期を私生活ではどう過ごしていたかについて語られる部分だ。[原文](INTRODUCTION P.9) These Period Three years, 1942-58, saw Dannay and Le…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.2 例題)
- Chapter7. It . . . that . . .「② It(形式主語) . . . 名詞節」より。7.2 例題 It has become usual to indicate the close relation between the particular prob…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- フランシス・M・ネヴィンズJr.『エラリイ・クイーンの世界』を散策する(その9)
- いよいよ第三期について、だ。あらためて著者による第三期の長編小説リストを挙げておく。[第三期(12作品)]災厄の町(1942)靴に棲む老婆(1943)フォックス家の殺人(1945)十日間の不思議(1948)九尾の猫(1949)ダブル・ダブル(1950)悪の起源(1951)帝王死…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.2.10)
- Chapter7. It . . . that . . .「② It(形式主語) . . . 名詞節」より。7.2.10 It may seem at first sight that it is quite obvious what the desirable qualiti…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.2.9)
- Chapter7. It . . . that . . .「② It(形式主語) . . . 名詞節」より。7.2.9 Gradually I taught myself to feel that it did not matter whether I spoke well o…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.2.8)
- Chapter7. It . . . that . . .「② It(形式主語) . . . 名詞節」より。7.2.8 You must ascribe it to my forbearance that I have put up with his rudeness so l…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.2.7)
- Chapter7. It . . . that . . .「② It(形式主語) . . . 名詞節」より。7.2.7 At the outset let it be acknowledged that freedom in reading is a fine thing.(訳…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 髑髏城の歩き方(1)
- [髑髏城へのアクセス] ジョン・ディクスン・カー『髑髏城』に出てくる髑髏城にはどうやったら行けるか。アクセスについて考える。ライン川下り(マインツ~コブレンツ)の地図①マインツ中央駅(原文)[第2章P.12]In Mainz I had bought a book at the…
カンガルーは荒野を夢見る8 -
- 英文解釈教室の訳文を書き直す(7.2.6)
- Chapter7. It . . . that . . .「② It(形式主語) . . . 名詞節」より。7.2.6 All who have fought in a battle know how necessary it is that someone should be…
カンガルーは荒野を夢見る8
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