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- 登録ID
- 2002913
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- タイトル
濱松獺祭書屋
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- 紹介文
- 正岡子規に魅せられて・・・「十七文字」+「写真」の可能性を探る。 さて、ここ濱松で華ひらくか・・カメラ片手に今日も行く。
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記事一覧
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- 夢語りまずはレモンの苗木植う 濱松獺祭書屋
- リスボン vs 瀬戸内レモン 購入直前まで悩みに悩む。 初志貫徹というか、 せっかくの第一号だ。 名前の響きで決定です。 記念の一品は 「瀬戸内レモン」 肥料と水をたっぷり。 植えてみると畑らしくなった。 何年かかるのか・・ 四方6メートル空けないと いけないくらいレモン1000…
濱松獺祭書屋 - 夢語りまずはレモンの苗木植う
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- 喧騒も良きか夜桜天守閣 濱松獺祭書屋
- なんとも間の悪い時間に会社を出る。 バスは行ったばかり。 そういえば・・ そのまま浜松城へ向かう。 ライトアップされた浜松城は濃紺ブルー 本日の主役は夜桜だ。 公園は宴会一色。 庭園は幻想的な光の演出。 天守閣を見上げると下々から笑い騒ぐ声。 寒さも和らぎ、さぁ春本番。 ・夜桜に…
濱松獺祭書屋 - 喧騒も良きか夜桜天守閣
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- 長閑さも君を送りて落ち着かぬ 濱松獺祭書屋
- 天下の台所で社会人になる息子。 2月からまさに目の回る忙しさ。 先週、大阪へ送り出しほっとするはずが ここ二、三日落ち着かない。 親としてやれることをやったと・・ 伝えたいことは伝えたと・・ 思いたい。 「俺たちはここまでだ」 君の肩を叩き送り出したが 社会へ出る君より落ち着かな…
濱松獺祭書屋 - 長閑さも君を送りて落ち着かぬ
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- 腰遊ぶ初の鍬入れ土匂う 濱松獺祭書屋
- 新年度へ向けての行事も一通り終え、 休む暇もなく、新たなステージへ。 「畑」 まずはともあれ、道具がなければと 農具関連販売先を梯子して購入。 ・三本鍬と畝立て ・バケツとブラシ ・長靴と軍手 ・肥料 畑に出社するルーティーンを決める。 ・バケツに水を用意 ・専用長靴に履き替える…
濱松獺祭書屋 - 腰遊ぶ初の鍬入れ土匂う
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- せっかちへご褒美かな二輪咲き 濱松獺祭書屋
- 朝6時・・ 目が覚める。 二度寝を決め込もうと寝返りする。 菜の花の鮮烈な黄色の絨毯が蘇る。 「春めいて・・」 午後から雨予報、 さらに明日から寒さがぶり返す予報。 車に乗り込み桜祭り会場へ急ぐ。 遠目から、薄らピンクがわかるほど 蕾が膨らんでいるものの未だ0.5分咲。 早朝、真…
濱松獺祭書屋 - せっかちへご褒美かな二輪咲き
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- 菜の花の渥美路からの便りかな 濱松獺祭書屋
- 健康診断の結果に変化なし。 いつも年明けの1月から2月に受ける人間ドック。 この結果を持って年が明ける。 という感覚。 三月一日 令和七年一番の暖かさ。 まさに春日和である。 スタートが遅れたが、渥美半島へ向かう。 「春は渥美から・・」 一面の菜の花畑。 花の開花に虫たちが間にあ…
濱松獺祭書屋 - 菜の花の渥美路からの便りかな
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- 初富士や晴々の顔揃いぐみ 濱松獺祭書屋
- 「一富士ニ鷹三茄子」 澄み渡る青空、雪景色の富士の山。 そして紺碧の富士川へ。 この先は駿河湾か・・ 「三嶋大明神」 晴天美風の正月二日、 大社から溢れ、道狭しと軒並べる露店。 参拝客は途切れることなく続く。 御朱印をいただき、手水で清め神門をくぐる。 舞殿を眺めながら御本殿へ…
濱松獺祭書屋 - 初富士や晴々の顔揃いぐみ
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- 八雲立つ出雲へ拝む初日の出 濱松獺祭書屋
- 令和七年元旦。 穏やかな朝を迎える。 元旦の朝風呂という贅沢。 朝食後、旅館近くの神社へ初詣。 「玉作湯神社」 温泉の神様と勾玉の神様が 祀られる神社だ。 旅行のゆったりとした朝は 初めてかもしれない。 元旦の松江駅・・ 土産物屋も8割がお休み。 これが普通なのかもしれないが …
濱松獺祭書屋 - 八雲立つ出雲へ拝む初日の出
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- 大晦日神話の国へ光さす 濱松獺祭書屋
- 「出雲大社」 御祭神は大国主大神様。 国づくりと国譲りの神話の地。 大晦日の朝9時・・ 参道は静かなれど 気温低く、さらに風厳しく雨模様。 年末詣と称し、ゆっくり歩く。 令和六年の無事と参拝のお礼を申し上げる。 ご縁横丁のスタバで休憩していると 天候回復の兆し。ならばと稲佐の浜…
濱松獺祭書屋 - 大晦日神話の国へ光さす
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- 一畑電今年最後の日が昇る 濱松獺祭書屋
- 「バタデン」 朝7時20分 タクシーで松江しんじ湖温泉駅へ。 中井貴一主演の「RAILWAYS」 の舞台となった 一畑電車に乗り込む。ほぼ貸切状態。 僥倖と言えるだろう。 宍道湖から昇る朝日。 令和六年最後の日の出のパノラマ。 約1時間揺られ出雲大社前駅に到着。 改札は木材。島…
濱松獺祭書屋 - 一畑電今年最後の日が昇る
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- 小晦日宍道湖染める夕日かな 濱松獺祭書屋
- ホテルに荷物を置いて、松江観光に出かける。 あいにく小雨がぱらつき、肌感覚は気温以下だ。 徒歩5分程度で松江城が顔を出す。 「国宝松江城」 土手かと思うほど大きな大手門跡から入城。 冬の雨に濡れた松江城は威風堂々だ。 全国に12城しか残っていない現存天守の1つ。 理由は以下の通…
濱松獺祭書屋 - 小晦日宍道湖染める夕日かな
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- 石州の雪やちらほらやくも号 濱松獺祭書屋
- 雪舟も愛した豪渓槇谷川を支流にもつ 高梁川を登ってゆく。 「伯備線」 伯耆国(鳥取)と備中国(岡山)を結ぶ路線。 路線名、各駅名とも心躍るではないか。 「備中」を冠に4駅、「伯耆」を冠に2駅。 途中、「総社駅」は親父の故郷だ。 徐々に特急やくもと同じ色の瓦家が現れる。 赤茶で日差…
濱松獺祭書屋 - 石州の雪やちらほらやくも号
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- 木漏れ日に彩づき冴ゆる山路かな 濱松獺祭書屋
- 「お茶がないぞ」 我が家御用達 遠州遠江国一宮小國のことまち・・ 深蒸し茶ティーパック。 紅葉も期待しながら小國神社へ向かう。 紅葉度と比例しての渋滞を危惧していたが ノンストップに近い到着。 「七五三」 袴姿に艶やかな着物。 参道をランウェイすれば、 女の子が俄然主役なのだ。 …
濱松獺祭書屋 - 木漏れ日に彩づき冴ゆる山路かな
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- 濱松城富士の覗きし今朝の冬 濱松獺祭書屋
- 恒例の休日出勤。 せっかくの休みの日、 仕事まえに浜松城へ。 よく考えると贅沢な話だ。 職場から徒歩5分の浜松城。 紅葉にも期待したが沈黙。 木々で薄暗い石段を登り開けると 「富士見櫓」 家康もここから富士を眺めたのかと 遠望するとヤマハ本社脇から覗く山。 はめ込み写真かのような…
濱松獺祭書屋 - 濱松城富士の覗きし今朝の冬
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- 明治節みとちゃん歩く彦根城 濱松獺祭書屋
- 彦根ICが異常な渋滞。 3連休とはいえ、全く動かない。 ググると彦根城祭り開催日。 知らなんだ。 城へ近づくも道路規制で追い出される。 彦根駅前に停めて歩くことにした。 入城すると、パレードに出くわす。 各地のゆるキャラが殿を務める。 「彦にゃん」と「みとちゃん」・・ 彦根藩と水…
濱松獺祭書屋 - 明治節みとちゃん歩く彦根城
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- 鳰の海平野へ風の金すすき 濱松獺祭書屋
- 晴天の明治節。 惰眠を貪り、気づけば午前8時前。 半ば強引に出かける。 「滋賀県高島郡 メタセコイア並木」 伊吹山を右手に米原から北上。 木之元ICを降り琵琶湖を眺めながら さらに北上する。 広大な田んぼの一本道。 太陽光へ芒が応える。 数年前、訪れた折は夏。 目に飛び込む緑濃い…
濱松獺祭書屋 - 鳰の海平野へ風の金すすき
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- 海獣より根釣りの魚へ惹かれけり 濱松獺祭書屋
- 冬支度、長男の下宿先へ向かう。 予想に反して、小綺麗な部屋に 私は驚き、嫁さんは物足りない。 朝から小雨・・ 布団などの入れ替えは 明日にして出かけることにした。 片道2時間圏内・・ ・岐阜 馬籠宿 ・滋賀 メタセコイア並木 ・名古屋港水族館 ・鳥羽水族館 雨足は午後から荒れ模様…
濱松獺祭書屋 - 海獣より根釣りの魚へ惹かれけり
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- ペン先の擦れ音幾度も秋の夜かな 濱松獺祭書屋
- 自分の字を見るとイライラする。 あまりの幼稚さと悪筆に丸めて放り捨てる。 ワープロからパソコン・・ 字のコンプレックスから解放された三十年。 ひたすらブラインドタッチを磨いた。 「五七五+写真」 世界最短文学の面白さに ハマりつつあるも欲が出てきた。 マイフォントで吟じてみたい…
濱松獺祭書屋 - ペン先の擦れ音幾度も秋の夜かな
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- 筆墨の余熱へ一歩天高し 濱松獺祭書屋
- 「龍雲寺 金澤翔子展」 書のことは、よくわからん。 ただ、その打ち込み、跳ね、止め、掠れ・・ 引き込まれ凝視する。 「飛翔」 一歩、近づき膝をつく。 筆圧に耐えれず破れている箇所あり。 その荒々しさの余熱が未だ残るも、 秋日に浮かぶ書は、 なぜか優しさも感じるのである。 ・躍動の…
濱松獺祭書屋 - 筆墨の余熱へ一歩天高し
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- 合いの手の童連なる秋祭り 濱松獺祭書屋
- 晴れ渡る神奈月の三連休の初日。 野太い掛け声の後、笛と太鼓が続く。 「秋祭り」 ここ1ヶ月、 毎夜のごとく練習を重ね迎えた本番。 我が子供達が参加したのは、もう十年も前の話。 今は部屋から耳で感じている。 子供達が引き回す屋台は、 町内をくまなく練り歩く。 農耕の収穫を感謝する祭…
濱松獺祭書屋 - 合いの手の童連なる秋祭り
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- 雨上がり澄みし虫音の輪の中へ 濱松獺祭書屋
- 雨が止んだ。 気晴らしにカメラ片手に 佐鳴湖へ向かう。 駐車場から、いつもの公園を抜ける。 虫の音かなと思いきや スーっと音の輪の中へ。 歩くたびに前から新たな虫の音が聞こえ 後ろへ消えてゆく。 いきなりの秋風味に気を良くし森へ下ってゆく。 ふと地面が動いたと錯覚。 「沢蟹」 側…
濱松獺祭書屋 - 雨上がり澄みし虫音の輪の中へ
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- 弾け落つ粒を頬張る葡萄かな 濱松獺祭書屋
- 岡山から芳醇な香りを充満させて 葡萄がやってきた。 写真を撮ろうと房を持ち上げたら ごろんごろんと大粒がこぼれ落ちた。 冷やしても美味いのだが常温の方が 甘味と香りを楽しめる。 「感謝」 ・弾け落つ粒を頬張る葡萄かな ・紫の濃いし黒粒葡萄かな ・ぽろごろり黒の大粒葡萄なり
濱松獺祭書屋 - 弾け落つ粒を頬張る葡萄かな
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- 茶の渋み病んだ味覚へ秋の風 濱松獺祭書屋
- 回復後の味覚障害に苦労する。 今回の風邪は、咳、鼻水、身体の怠さはなく 39度の熱が二日間。 今年になって発熱3回。 それも大型連休後、連休中・・ 嫌な感じだ。 お茶が切れたので買い出し。 お茶屋のサービス一杯。 味覚障害で、焦げた味のみだったが発見した。 舌の右奥へ、お茶を転が…
濱松獺祭書屋 - 茶の渋み病んだ味覚へ秋の風
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- 薄墨の鳩の黙祷秋の雨 濱松獺祭書屋
- 京都へ向かう。 友人のお別れ会。 夏休みに彼の死を聞かされ1ヶ月。 なんの感情も湧かず不思議な感覚。 小学校からの友人だ。 何かと声を掛けてもらい、 ターニングポイントを作ってもらった友人だ。 今思えば、私が得るばかりの一方通行だったかな。 「お前かよ」 ワイン片手に微笑む彼へ、…
濱松獺祭書屋 - 薄墨の鳩の黙祷秋の雨
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- 国友の火縄の浪漫秋暑し 濱松獺祭書屋
- 南トラ注意報に台風七号。 混乱のお盆休み。 肥薩の旅をあきらめ、日帰り旅行を思案。 京都、奈良の暑さは、人出とともに最高潮で却下。 京滋バイパスの渋滞を抜け、名神から北陸道へ。 長浜ICを降りて約5分。 「国友鉄砲ミュージアム」 鉄砲といえば、雑賀しか知らず、 今村翔吾の「塞王の…
濱松獺祭書屋 - 国友の火縄の浪漫秋暑し
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- 魚の影ズボンを濡らす残暑かな 濱松獺祭書屋
- 夏休み・・ 川へ遊びにゆく。 途中、網を忘れてホームセンターへ。 「¥1,700-」 35℃の酷暑にも関わらず 川は、気持ち良い。 童心に帰り、わさわさと草むらを踏み鳴らしながら 魚を追うも、全く獲れない。 齢五十路半ばで、ズボンを濡らす本気度MAXで なんとか3匹ゲット。 「小…
濱松獺祭書屋 - 魚の影ズボンを濡らす残暑かな
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- 二の丑や鰻を食いて尻たたく 濱松獺祭書屋
- 一歩外に出ると幻滅する暑さ。 せっかくの休日をと、無理やり外に出る。 三ヶ日側の浜名湖沿岸を車で走る。 三ヶ日花火大会があるらしい。 午後からは駄々混みだろうな。 「長坂養蜂場」 店に入ると、試飲の歓迎。 ミルクで割った二代目の蜂蜜。 さらに少し苦めなコーヒーゼリーとのコラボ。 …
濱松獺祭書屋 - 二の丑や鰻を食いて尻たたく
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- 晩夏の夜友から便り友送る 濱松獺祭書屋
- 久しぶりに友人から電話が入った。 4名で飲んでいるそうだ。 中学時代のバスケット仲間。 社会人になって再会。 社会人チームを立ち上げ八年。 転職を機に浜松へ移住し チームを離れた。 「チーム結成の立役者が亡くなった」 彼には小学校から、よくしてもらった。 バスケは、彼からの誘いだ…
濱松獺祭書屋 - 晩夏の夜友から便り友送る
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- 白桃のさらりと甘き夏休み 濱松獺祭書屋
- 朝から茹だる暑さだ。 食卓に座り、朝食を前にため息。 気合いを入れて納豆ご飯をかきこむ。 家の前を小学生が通り過ぎてゆく。 ランドセルでなく軽装備。 心なしか楽しそうだ。 「終業式」 今日は、贅沢な岡山産白桃が食卓に登場。 頬張ると口いっぱい広がる果汁と甘さ。 さて、行きますかな…
濱松獺祭書屋 - 白桃のさらりと甘き夏休み
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- 夏本番桃香の喜々と伝えけり 濱松獺祭書屋
- 梅雨明け宣言。 天気予報を眺める。 来週は・・・ 「軒並みの35度越え」 軟弱はいかんと部屋から出ると 空気に押され戻される。 どうしても、図書館へ行かねばならぬ。 「大河への道」 立川志の輔 「ぼんぼん彩句」 宮部みゆき 備中は岡山から、嬉しい便りが届く。 芳醇な香りを楽しむに…
濱松獺祭書屋 - 夏本番桃香の喜々と伝えけり
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